国際看護とは、世界の人々のよりよい健康維持・改善のために、グローバルヘルスの課題や複数の国が共同で取り組まなければ解決しない健康課題に対して、取り組む看護のことをいいます。

聖路加国際大学の国際看護学研究室では、エビデンス（科学的根拠）に基づく研究や活動を行うため、国際連合の開発目標であるSustainable development goals（SDGs）：持続可能な開発目標を軸に、母子保健、感染症、非感染性疾患、Universal Health Coverage（UHC）：ユニバーサルヘルスカバレッジ、グローバルメンタルヘルス、栄養問題、疾病負担（Global burden of diseases:GBDs）などについて学びます。

​また、学生それぞれが持つ研究疑問を明確にし、課題を改善するために、系統的レビュー、質的研究、量的研究などの研究手法を学びます。演習では、海外でのフィールドワーク、インターンシップを通して、グローバルヘルスの課題に対して貢献するための研究能力やリーダーシップの技術を磨きます。World Health Organization（WHO）：世界保健機関などの国際機関や厚生労働省などの政府機関、Non-Governmental Organization（NGO）、Japan International Cooperation Agency（JICA）、大学や研究所などのアカデミアなどで活躍するグローバルヘルスリーダーを育成してます。