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Social Contribution Activity

社会貢献活動

国際看護学研究室では、研究活動や課外活動などを通じて日本のみならず世界の人々の健康を改善するための社会貢献活動を行っています。

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コクランの活動

コクランは、英国に本部を置く非営利団体の国際的なネットワークです。世界190カ国以上の国々にコクランのメンバーとサポーターがおり、研究から得られた最良のエビデンスを収集、要約しています。我が国では、コクランの日本支部として、コクランジャパンが2014年に設立されました。2016年、コクランジャパンセンターとして独立し、コクラン系統的レビュー作成のサポートおよびトレーニングを提供し、日本の医療や政策の科学的根拠に基づいた意思決定を促進する活動を行っています。2022年現在、本研究室の大田教授、修了生の山路が、コクランジャパンセンターの副理事長、理事として活動しています(コクランジャパンホームページ:https://japan.cochrane.org/ja)。
そのため、本研究室に在籍する学生の専門分野は様々ですが、最新の系統的レビューの手法を学ぶことができる環境にあり、各々の研究疑問に対して、最良のエビデンスを収集・要約し、情報提供を行なっています。

WHOのガイドライン策定

昨今、ガイドライン策定には、既存のエビデンスを統合した系統的レビューの結果を利用して推奨を作成する手法がとられており、世界保健機関:World Health Organization(WHO)のガイドラインの多くは、コクランのレビューを利用して作成されています。大田教授を中心に、WHOガイドラインに必要な系統的レビューを実施し、WHOガイドラインの策定に貢献しています。また、WHOガイドラインの方法論の専門家として、WHOガイドライン作成チームとして貢献しています。

今まで貢献してきたWHOガイドライン等

  1. WHO estimates of the global burden of foodborne diseases Foodborne diseases burden epidemiology reference group 2007-2015 (2013)

  2. WHO Global Nutrition Targets 2025: Low Birth Weight Policy Brief (2014)

  3. WHO Preterm guideline(2014)

  4. WHO recommendation for prevention and treatment of maternal peripartum infections (2015)

  5. WHO recommendations on antenatal care for a positive pregnancy experience (2016)

  6. WHO Zika virus guidance (2015)

  7. WHO recommendations for breastfeeding (2016)

  8. WHO recommendations for anaemia (2017)

  9. WHO recommendations on antenatal care for a positive pregnancy experience update (2020-2021)

アスベスト疾患のケア

長松准教授は、近年、アジアで急増しているアスベスト疾患のケアについて、講演や医療従事者向けのケア教材の開発、研修会の開催など、国内外を問わずに支援を行っています。2014年、韓国の医師と看護師向けに教育講演を行いました。2022年、患者・家族のご意見・ご意向を踏まえ、患者・家族に対する質の改善目的で、医療従事者に対する教材を開発し、研修会を開催しています。

その他の活動

2018年9月、研究フィールドとして交流のある、インドネシアのスラウェシ島で地震・津波が起こりました。この自然災害の被害に対して、国際看護学研究室の学生を中心に、募金活動を行い、スラウェシ島の教会に寄付しました。集まった募金は、仮設トイレや地域の人々への食料配布等に用いられました。募金活動にご協力頂いた皆様に心より感謝申し上げます。

 

また、学会などのパネリスト・講演活動 も実施しております。

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